他覚的耳鳴り

耳鳴りは自分にしか聞こえない音だと思っていませんか?
他人にも聞こえる耳鳴りがあります。それが「他覚的耳鳴り」。耳周辺の筋肉や関節の動き、または血流に伴う音が聞こえるのが、他覚的耳鳴りの症状です。

そうは言っても、自分の耳鳴りが他人にも聞こえるかなんてわかりませんよね?
他人にも聞こえるといっても、隣に座っている程度では聞こえません。他覚的耳鳴りは立ち上がった時に膝がボキッと鳴るような大きな音ではなく、聴診器をあてればなんとか聞こえる、という程度の小さな小さな音。自分にとっては耳のそばで起きている音ですから、はっきりと聞こえるだけです。

自分の耳鳴りの症状が他覚的か、自覚的であるかを手っ取り早く判別するには、誰かに聴診器で自分の耳の音を聞いてもらうのがいいでしょう。とは言え、聴診器を持っている人なんてそうはいませんから、やはり病院に行くのが一番の早道。それに、思い込みや不十分な知識での自己判断は危険です。

「病的耳鳴り」に比べれば、他覚的耳鳴りは響きはいいですが、恐ろしい病気が潜んでいることだってあります。まれにではありますが、ほとんど自覚症状が出ないにもかかわらず命を失う可能性のある動脈瘤が原因となって他覚的耳鳴りが起こることも。たかが耳鳴りと軽く考えてはいけません。確かに耳鳴り自体は病気ではありませんが、夜も眠れないほどの辛い症状が出るのなら、一度病院に行ってみることをおすすめします。

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