メニエール病・感音性難聴

耳鳴りの原因として考えられるのは、やはり耳の異常。
特に中耳(鼓膜から奥)、内耳(中耳のさらに奥)、耳管(中耳から鼻、喉へとつながっている管)の異常は耳鳴りに直結することがほとんどです。

「感音性難聴」と「メニエール病」は、耳鳴りの原因として有名。どちらも内耳にあるカタツムリ状の器官、その名も「蝸牛(かぎゅう)」の障害から起こるものです。蝸牛は音を脳に伝える大切な器官。これがきちんと働かなくなると感音性難聴になり、耳鳴りを伴います。

メニエール病は蝸牛に流れるリンパ液がうまく流れなくなることから起こると言われていて、耳鳴り、難聴、めまいを引き起こします。ちなみに、「メニエール」とはフランスの医師の名前。めまいは脳から起こると思われていた19世紀、メニエールは耳からもめまいが起こると提唱。それにちなんで、内耳に由来するめまいをメニエール病と呼ぶことになったのです。

ほかには、蝸牛のリンパ液が漏れる「外リンパ漏」、外耳(鼓膜の手前)に水疱ができる「耳性帯状疱疹」、「中耳炎」「内耳炎」などが耳鳴りの原因となります。

中耳管周りで言うと、耳の中の空気圧を調整する弁がうまく働かないことが耳鳴りを引き起こすことが多いようです。これは感覚的にわかりますよね?飛行機やエレベーターで耳鳴りが起こるイメージです。弁が閉じ気味になる「耳管狭窄症」、逆に開き気味になる「耳管開放症」が代表的で、どちらも女性がなりやすいと言われています。

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